262599 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

花の命はけっこう長い

花の命はけっこう長い

検定・資格

 現在アロマテラピーに関する公的な資格はまだありません。民間の団体がいくつかありますが、私の所属する日本アロマテラピー協会では、以下の検定・試験を行なっています。

 1 アロマテラピー検定2級
 2 アロマテラピー検定1級
 3 アロマテラピーアドバイザー
 4 アロマテラピーインストラクター
 5 アロマテラピーセラピスト

 1と2は、誰でも受験可能です。どちらから受験してもかまいません。協会員になる必要もありません。(受験料6000円)
 3は1級に合格し、協会に入会して講習を受けると取得できます。(受講料5000円、登録料1万円)
 4と5はアドバイザーの資格取得者が受験できます。4が学科試験だけですが、5はトリートメントの実技とカルテの提出が必要です。つまりですね、スクールに通って実際にトリートメントを行った結果を提出しないといけないわけですね。学科だけを先に受けておくこともできますが、2年以内に実技試験を受ける必要があります。


☆いざ受験☆
 
 私はスクールに通う時間がなかったので、独学で勉強しました。検定試験は検定用のテキストをきちんと読めば合格すると思います。真剣に勉強したのは1~2か月かな。2003年5月、2級を受けずに1級から受けたのですが、1回で合格しました。

☆試験当日☆
 
 試験会場に着くと、まだ開場前だというのに黒山の人だかり。しかも、みんなバインダーやファイル、何冊もの本を開いて、道路の植え込みなどに座って最後の追い込みをしてる。その光景を見てちょっとひいてしまった。私なんて、1級の検定本と『はじめてのアロマテラピー』(佐々木薫著・池田書店)しか読んでいなかったのに。しかも、当日はその資料すら持たず、早く席に座って文庫本でも読もうと思っていたくらい、軽い気持ちで行ったのでした。こんなに勉強しないと合格しないもんなんだろうか、と一瞬憂鬱になったものでした。

☆試験問題☆
 
 問題は香りの試験2問を含めて50問(だったかな)。アロマテラピーの歴史から、精油の扱い方、各精油の効能に関する問題、アロマ関連の法律などなど。私はうっかり、1級の検定本しか読んでいなかったので、おそらくは2級の本に書いてあったと思われる問題がちんぷんかんぷんでした。ガットフォセとかギリシャの医学の祖とか。なんじゃそりゃ、と思って適当にマークしてしまった。

☆香りの試験☆ 
 
 香りを嗅いでどの精油か答える問題が2問。小さな袋に小さな瓶が入っているものを前から順にくばられます。それをあけて、香りを嗅いで該当するものにマークをします。たまたま私が普段使っている精油だったので、すぐにわかりました。どんな香りがするかは実際に嗅いでみないとわからないので、検定セットを買うと便利です。

☆その他☆
 
 試験問題は持ち帰ることが出来ません。だから、帰ってきて答え合わせをすることができないのですが、自信のなかった問題は不思議と覚えているもので、家に帰って本を見ながら、これで受かるかなあ~と不安になったものでした。
 合格率はどのくらいかわからないけれど、私の場合は8割くらいのできではなかったかなあと思っています。検定本はとても良く出来た本なので、隅から隅まできちんと読めば、特別なことをしなくても合格できると思います。1級のみ受験する場合でも、2級の本も読んでおいた方がいいです。

☆試験会場の人々☆
 
 アロマテラピーの検定を受ける人って若い女性ばっかりなのかと思っていましたが、結構年輩の方や男性も多く見受けました。
 
☆次は講習だ☆

 1か月ほどして、めでたく合格通知が来ました。次はアドバイザーです。まずは協会に入会します。同時に講習の受講手続きもします。(協会に入らないとアドバイザーになれないのですよ。)
 8月に講習を受けにいきました。これは聞いてるだけなので、特に事前の勉強は必要ありません。終わったら、顔写真を提出し、あとから登録手数料を振り込めば完了。


 ここまでは、わざわざ高いお金を払ってスクールに通わなくても、自力でなんとかなります。検定に興味のある方は、とりあえず検定本を購入して勉強してみてはいかがでしょう。

 
 
 
 


© Rakuten Group, Inc.